設置場所の問題があるので大きければいいというわけではありませんが、できるだけ広く使えれば買い置き量の制限や詰め込みすぎによるキャパオーバー問題も解決できます。
11年ぶりに買い替えた冷蔵庫に700Lを選んだ私がそのメリットデメリットをお伝えします。
広いは正義
今回我が家が買い替えたのはコレです。三菱電機のMR-WXD70Gです。
このサイズの選択肢は日立の真空チルド R-WXC74Nくらいしかありません。
性能面での評判と価格で選びました。
今まで11年使っていた冷蔵庫はシャープの400Lクラスです。
育ち盛りに近づきつつある息子ふたり用の食材を収めるにはかなりカツカツでした。
さすがに700Lへのサイズアップは物理的にも数値的にもインパクトが大きく、ちょっと迷いましたが、導入して正解でした。クラス的には国内最大なため、設置可否を店員さんやら配送業者やらやたらと聞かれ(心配)ます。
400Lモデルとの違い
サイズが大きく違うので、容量面での違いは明らかですが、他の面も挙げておきます。
性能面
シンプルにすぐ冷える!
三菱電機製の特徴である各部屋独立機構になっているのとさすがのスペースにゆとりがあるためと感じます。
容量面
1週間分の食材なんて余裕で収まります。Costcoのピザや巨大な肉塊、冷凍食品の大量ストックも問題なしです。奥行きも幅もあり整頓の苦手な人もあまり考えずにゆったり入れられます。笑

400L

700L
上が400L、下は700Lです。700Lのスカスカ感が分かると思います。(牛乳1本減ってるのは気のせいです)
700Lオーバーのメリット・デメリット
質感が高い
冷蔵庫自体の単価が高いからだと思いますが、半ドアが起きないとか触り心地や見栄えがいいとかいいもの買った感があります。
やたらと物が入る
コレは本当に変わります。今までのギッチリ感は何だったんだろうか…。上段には空のタッパーなんかの置き場になる事もあるくらいです。
収納物が行方不明になりにくい
詰め込みすぎていた以前の冷蔵庫にしばしばあった開封済みの材料や食べきれず放置してあった食べ物が忘れ去れにくいです。目一杯詰め込んだら同じかも知れないですが、そもそもそんなに買い込むシチュエーションはないかなと思います。
掃除がしやすい
物を詰め込み過ぎることが無くなるので棚にゆとりがあり拭き掃除がしやすいです。
冷えるのが早い(気がする)
広い庫内を冷やす為のポテンシャルはさすがです。収納物同士の間隔がゆったりできるのも理由のひとつだと思います。
省エネ
大型の冷蔵庫にはインバーターが付いています。詳しくは知りませんが、温度調節をうまいことやってくれる機能のようです。小型のものにはサイズ的に付いていないこともあります。この差は結構大きく、更に10年の間に冷蔵庫の保冷能力や省エネ能力が上がっています。
以前使っていた11年前の400Lの消費電力より年間4,000〜5,000円!安くなるのは衝撃的でした。
環境省「しんきゅうさん」調べ
場所をとる
これはもう最大の問題ですね。間取り的にどうしようも無い場合は致命的です…。ただ少しでも大きい冷蔵庫を選ぶことはおすすめします。
背が高すぎる
この冷蔵庫の高さはなんと1821mm!なんと石原良純さんと同じです。
冷蔵庫の上を物置にしてる場合は影響大です。踏み台必須です。
扉が大きい
これは意外に盲点でした。幅もあるので扉が大きいんです。しかも左右均等ではなく3対7くらいになっています。右側の扉を開け閉めする感じはちょっとクーペのドアっぽいです。
家電屋さんで実物を少し触った程度ではあまり感じない物ですが、自宅に設置して初めて気付きました。
高額
税込リサイクル料金込みで295,000円で購入しました。高いと言えば高いです。ただ、2年で買い換えるスマホに10万円払う事を考えれば10年以上使って毎日の健康に直結する物なら費用対効果は高いと踏みました。
寒い(笑)
夏は最高に気持ちいいですが、冬場は開けるのにちょっと気合いいるかもです。笑
冷気の容量が当然多いので扉を開ければフワーッとそれなりの冷気が襲います。
まとめ
- ゆったりと物がたくさん入り、効率的に冷やしてくれる
- 手入れ・掃除がしやすい
- 物が行方不明になりにくい
- 電気代が安い
700Lにするかどうかは色々な要素がありますが、冷蔵庫のサイズアップは見た目にも日々の生活的インパクト大です。
もし使っている冷蔵庫のサイズが小さいと感じていたり何年も前のモデルなら買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
イニシャルコストはそれなりに覚悟は要りますが、サイズアップしても電気代が年間数千円下がるのも期待できます。
きっとこの先10年の生活が変わると思いますよ!
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