【無料テンプレートあり】キャッシュフロー表を使って将来のお金を把握しよう

お金のはなし

突然ですが、人生設計をしていますか?
そんな風に聞くと大げさに感じるかもしれないですよね。
では、例えば10年後に自分や家族にどんなイベントが起こるのか想像したことはありますか?
その時に多かれ少なかれお金が必要になると思いますが、十分に足りていそうでしょうか?

  • 子育て中だけど、高校や大学の教育資金は足りるかしら?
  • 車を買いたいけど、何年後なら無理なく買えるかな?
  • 今の仕事を辞めれるのは、何年後かしら?
  • 老後のために投資を始めているけど、どれくらい増えていきそうかな?
キャッシュフロー表でその年までの推移を予測して、見える化することが大切です。
実際に私が作ったキャッシュフロー表をダウンロードして近い将来、少し遠い未来をシミュレーションしてみましょう!

そもそもキャッシュフローって?

こんなやつです。↓

収入や支出の内訳、家族のライフイベントとそれにに沿った特別な支出を入れて、残高がどう推移していくのかを表にしたものです。保険に入るときや家やマンションを購入する時に営業担当者に作ってもらった人もいるかもしれませんね。

キャッシュフロー表を作ってみよう

他人に作ってもらうのもいいですが、その時に想定していなかったライフイベントが発生したりお金の使い道や金額が変わったり、お給料が減ってしまったり、現実と合わなくなる事があると思います。そうなると自分で更新できる方がいいですよね。また、家族といっしょに作っていく事でそれぞれが考えているプランをすり合わせる事ができます。

キャッシュフロー表の作り方

とは言うものの、イチからキャッシュフロー表を作るのは大変かもしれません。インターネット上にいくつか転がっているものがあるので、それらを使うのもいいと思います。私はそれらを参考にして自分に必要な要素を追加してExcelファイルを自作してみました。それを元に以下の5項目を入れる解説をしていきます。

テンプレートファイル(Excel形式)のダウンロードはこちらです。

キャッシュフロー表へ入れる情報

下図の①〜⑤にぞれぞれ情報を入れていきましょう。
①家族の全員の名前と年齢(学年)ライフイベントを入れる
②家族の手取り収入や補助金等の予想額を入れる
③出費の費目とそれらの金額を入れる
④現在の預金(貯金)残高を入れる
⑤投資額を入れる

①家族全員の名前と年齢、ライフイベントを入れる

家族全員の名前や年齢または学年を入れてみましょう。お子さんがいれば各学校へ入学する情報を入れましょう。他にも車のや住宅、大きな家電の購入なども入れておきましょう。

②家族の手取り収入や補助金等の予想額を入れる

おそらく多くの家庭で収入の柱になるのは給料だと思います。金額は総支給ではなく、所得いわゆる手取り額を入れます。共働きであれば全員の額を入れます。
他にも太陽光発電や児童手当、株の配当金等の収入源もあれば入れておきます。

但し、給与収入は増えていくことを前提にするのか現状のままとするのかはたまた下がっていくことにするのかは人それぞれですが、あまり楽観的に捉えない方がよいかもしれません。

③出費の費目とそれらの金額を入れる

ちょっと面倒かもしれないですが、ひと月の出費で何にいくらくらい使っているのか調べてみましょう。家計簿をつけている人はその情報でOKです。現金オンリーで買い物をしているとレシート頼りですが、クレジットカードや電子マネーなど電子的に履歴の残る決済方法であれば家計簿アプリと連携して把握するのが楽になるかもです。

家計簿をつけていますか?
家計簿の目的は毎月のお金の使い道や収支を把握する事です。ただし毎月細かく家計簿をつける必要はないと思っています。だいたい1か月のお金の出入りが分かれば大丈夫です。
もし、ある月のトータルの金額が何故か大きく違ったら、はじめて内訳を確認して翌月以降の対策を立てればよいと思います。

④現在の預金(貯金)残高を入れる

一家の預金額を入れます。複数の銀行やゆうちょ口座を持っている方は大変かもですが、これを機にすべての残高を把握してみましょう。複数の口座情報を把握するのにはマネーフォワードMeがおすすめです。

⑤投資額を入れる

投資信託や株で資産運用している人はその金額がどのように推移していくかは家計において重要です。偉大な力である複利の計算式も入れているので、あくまでシミュレーションですが将来への励みになります。すでに投資を始めている人は、「初期投資額」と「月間積立額」、「利回り」を入れます。利回りは年利で入力しますが、インデックス投資であれば4%くらいが現実的です。

まとめ

上記の5項目の入力を終えれば、この先20年のキャッシュフローが見えてくるはずです。
もちろん人生は良くも悪くも予定通りにいかないことは多いですが、この表を自分自身でメンテナンスして軌道修正していきましょう。

尚、Excelファイルにはテンプレートとなるシートを一番左に置いていますが、そのとなりのシートに実際の数字や情報を入れてみました。参考までに見てみてください。

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