アレで背景ボケにハマる人もいるのではないでしょうか。
一眼レフならもっと自然にクッキリと背景ボケができます。しかも疑似ではなくて自然に。この記事ではSONYのミラーレス一眼レフ=Eマウントの場合として「SEL50F18」を紹介します。カメラを購入したらまずコレを買いなさいというほど定番かつオススメレンズです。
そもそもボケるってどういう事?
カメラというのは絞りという機能というか要素があります。F値というやつです。数値が小さいほどボケます。
レンズの中の光を通す穴のサイズを大きくしたり小さくしたりする事でF値が変わります。
この穴を大きくするとピントの合う範囲が狭くなり、小さくすると広くなります。つまりF値が小さいほどボケます。
F値が小さいと明るい画が撮れる!
当たり前ですが、レンズを通る光の穴が大きければ明るく撮れます。
このレンズのF値は1.8です。かなり明るいです。
50mmの単焦点レンズ
他にも焦点距離というのがあって、この距離が短い(広角)と広くピントが合い、長い(望遠)と周りがボケます。
このレンズの焦点距離は50mm(35mm換算75mm)で、ズームは効きません。固定です。単焦点レンズといいます。
ズームが効かないとデメリットのように感じますが、解像感のある高画質で軽量かつリーズナブルになります。(私はソニーストアで25,000円くらいで購入しました)
ズームができないということはシンプルに遠くの物を撮りたければ近寄り、近くの物を撮りたければ少し離れればいいだけです。
自分で好きな構図のために動くというのも結構それはそれで楽しいんです。
また焦点距離を体に理解させる訓練になります。
どんな時に使える?
これはもう人物を撮るにはぴったりです。被写体がなんかのモデルさんのように撮れます(個人差あり)。
お子さんやパートナーをバシバシ撮りたくなります。写真が上手くなったのではと錯覚に陥ります。
気持ちが良くなります。気持ちがいいのでやたら撮りまくることになるので、結果的に腕が上がります(個人差あり)。
室内でもかなり明るく撮れます。
デメリットは?
焦点距離が50mm(35mm換算75mm)といわゆる中望遠に入ると思うので、近くの物を撮るのは向かないです。
また広くは撮れないので風景写真も厳しいと思います。室内では明るいですが、撮りたいものが撮りにくいかもです。
広い画角はスマホにまかせてしまいましょう。

50mm(35mm換算75mm)。風景には厳しいです。

16mm(35mm換算24mm)。風景にはこっちですかね。
料理の写真を撮る場合は席を立って少し離れて撮る必要があります。ただし、めっちゃキレイに撮れます。

50mm(35mm換算75mm)。いい感じに外側がボケてます。美味しそうです。

iPhone XRで撮ったものです。F値は1.8なので明るいですが、何となくのっぺりしてます。美味しそうではあります。
まとめ
50mm(35mm換算75mm)レンズ「SEL50F18」のまとめです。
- F値1.8でしっかり背景がボケる
- 室内でも明るい写真が撮れる
- 50mm(35mm換算75mm)という長めの焦点距離で印象的に撮れる
- 単焦点でも自分が動けば気持ちのいい写真が撮れる(画角訓練)
- 撮るのが楽しくて撮影が上手くなった気になる
背景ボケの快感、単焦点の気持ちよさを味わいたくなったら、一度試してみてはいかがでしょうか。ただし、レンズ沼にはご注意を。。
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